機織りをしてみよう!

学校ボランティア

2013年05月01日 18:56

2月22日


放課後の南小。
5年生の希望者を対象に「機織り体験」をしてみました!
ご指導は、「宮古織物研究会」の方々。
進行は、同研究会会員で市生涯学習振興課の「岩本大輔氏」↓↓

 

◇織りについて◇
毎日の暮らしの中で布に触れない日はないと思いませんか?
それはそれだけ世界中で様々な布が織られているということです。
素材も、色も、そして織り方も多種多様です。
しかし、そんな身近な布であってもそれをつくり出す「織る」という作業は、どうも道具がいっぱい必要で、細かくて難しいというイメージがありませんか?
今日は、そんな「織る」という作業に、棒3本と定規でチャレンジしてみましょう!

◇内容◇
裂き織りコースター(12cm角)を腰機(こしばた)で織る。


まずは、宮古島から世界に自慢できる織物「宮古上布」のお話を・・・。
その原料の「苧麻(チョマ)」から繊維(ブー)を取り出してみよう!
植物が糸になる・・・ってのを触れて学ぶのは大事


織りのしくみについて
ルーペで布のしくみを見てみよう!
ちなみに、のぞいてる布は宮古上布です。


たて糸を張る棒を机に固定します。

 
今回は2人1組で作業しますよ~
おっ!キレイに縦糸できたじゃん
8の字・・・いやいや「」無限大の字で張っていきました!

間隔がわかりやすいよう色付きの紙を貼った。


綜絖(ソウコウ)作り~!!
今回の最大の難関かもしれません!

◇平織りのしくみ◇
上糸と下糸に分けられた経糸(タテイト)を交互に上下させて開口部をつくり、そこに緯糸(ヨコイト)を織り込んでいきます。
丸棒によって上糸と下糸に分けられた開口方法と、綜絖という道具を使って下糸を持ち上げる開口方法の2種類があります。

なかなか、綜絖作りは難しかったようですが
さすが女の子覚えが早いっ!


そして、いろんな緯糸を入れて織り込んだものを見せてもらい
次回、緯糸にどんな糸、布、枝?を入れるかお話ししました。


きょうは、これでおしま~い。
次回はいよいよマイコースターを織っていくよ(^_^)v

http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=7556
宮古新報掲載記事




関連記事