エコキャンドルを作りました♪
エコキャンドル作りは、宮古島市生活福祉課が毎年行なっている関連事業で、
製作されたエコキャンドルの半分は、慰霊の日に市内協力店舗に配布されて
当日ライトダウンを行なうそうです。
「みなさんも慰霊の日にライト(灯り)を少し落として、
命について考えてみませんか?」
エコキャンドル作りは、先日平一小で行なわれ、次回は西辺小で行なう
みたいですよ♪
エコキャンドルは、廃油を使いクレヨンで色をつけるのだが
子どもによって好きな色が違うらしく
「青がいい」 「僕、緑がいい」 「絶対、黄色!」
埒があかないので、じゃんけんで決めることに・・・そして、青に決定!
ピラーでクレヨンを削るのだが・・・おいおい、クレヨンに巻き付いている紙を
取った方がいいんじゃねえの? あっ・・・。
温めた廃油に色づけをし、凝固剤を入れ、あら熱をとって
ゆっくりと且つ慎重に、こぼれないように容器に移します
見事、サザエの殻に入れることが出来ました♪
このサザエの殻は、池間大橋の売店で貰ってきたそうです(ありがとう♪)
(店の名前聞いたけど、忘れちゃった)
透明な容器に入れると、こんな感じになるんですよ♪
綺麗でしょ? このように2色使ったり、いくつかの色を重ねることも出来ます♪
で、ある程度固まってきたら火を点ける芯を挿すのですが
この爪楊枝のような形状・・・実はこれが、たこ糸で作った芯なのだ
たこ糸にロウを染み込ませ、適当な長さに切ったものです
芯を挿すと、こんな感じ♪ ↓
おお! ビューティフル♪ ワンダフル♪ タミフル♪
で、で、で、嬉しい出来事がありました
容器に手で芯を差し込んだまま、じーっと固まるのを待っている子どもがいた。
しばらくしてまた見ると、まだ手で芯を持っている(芯を持っている手が震えている)
「キミキミ、こうしたほうがいいよ」
割り箸の切れ目に芯を挟み込んで、容器の上にのせてあげた
そうすれば、手で持たなくて、後は自然に固まるのを待つだけだ!
すると、隣にいた男の子が、その子に何やら耳打ちをしている
むむむ、さては当方の悪口か?
「何て言ったの?」 男の子に尋ねる
当方の顔が少し怖かったのか、小さい声で答えた
「『ありがとう、って言え』って言った・・・」
すると、耳打ちされた子が当方に、向かって 「ありがとうございます」
もう、いい子じゃないの!
ごめんね、ごめんねー! おじさん疑ったりして、ごめんね m(_ _)m
「ありがとう。あんた達、いい子だね。名前なんていうの?」
「××です」 「××です」 (ごめん、名前わすれちゃった)
で、こういうエピソードもありーの、無事にエコキャンドル作りは終了です♪
最後は、みんなでお片づけ♪ 子ども教室は片づけが終るまでが子ども教室よ♪
この子、偉いのよ! 当方が洗っていると 「私やります」って
シンクを洗い始めた♪
もう、久松小の子どもって素晴らしい! おじさんは感動した (T_T)
試しに火を点けてみました♪
う~ん、いい感じ♪
最後に真面目な話を・・・
6月23日は沖縄県の慰霊の日だ。沖縄戦における戦死者は20万人を越す
うち、約半数に近い9万4000人余りが兵隊以外の一般県民や子どもだった
こう事実をこの子たちは知っているのだろうか?
あの悲惨な出来事を風化させないためにも、次の世代に引き継いでいくの
が、我々の責務なんだろう
(風化させちゃいけないことは戦争以外にもたくさんある)
我々は当事者として経験していないので、伝える事柄も伝言ゲームのように
少しずつ変わっていくんだろうな(伝えるって難しい)
人間は二度死ぬそうだ。一度目の死は肉体の死、みんなが知っている死で
である。
そして二度目の死、その死んだ人間のことを知っている人が死ぬこと
もう人々の記憶から、その人間は完全に消滅してしまい、存在したことさえも
忘れ去られてしまうのだ
今日は、ついそんなことを考えさせられた一日であった
沖縄戦で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするともに、このような悲惨な
戦争が二度と起きないことを願って・・・合掌。
(長くなってごめんなさい)
PS.
yamaさん、タンディガタンディさん、ageさん
よっこいしょういち、恥ずかしながら、帰って参りました♪