源平、那須の与一♪
平 「源さん、今日も子ども達と収穫かね?」
源 「ああ、実は昨年収穫した茄子なんじゃが、ほっといたら勝手に
実をつけてのう」
平 「ほう、昨年集荷した茄子がのう。へえ~」
源 「茄子の生命力は大したものじゃ」
平 「わしもあやかりたいものじゃのう。子ども達も楽しそうじゃ」
源 「どうだね、平さんも一緒に記念写真でも」
平 「わしは遠慮しとくわ。魂抜かれてはかなわんからのう」
平 「ところで源さん、しばらくするとまた茄子が実をつけるじゃろか」
源 「おそらくな」
平 「へえー、茄子とは不思議な作物じゃのう」
源 「いやいや、一番大事なのは畑の土じゃ」
平 「どういうことじゃ」
源 「いくら茄子が良くても土が良くなくては育たんからのう」
平 「ふむふむ」
源 「つまりじゃ、この畑は茄子にとって良い地ということじゃ」
平 「なるほどのう、茄子の良い地か」
関連記事