伊良部小 マングローブ群落で遊ぶ
学校から歩いて15分の所に、入り江にマングローブの群落があります。
あまり、知られていない所です。
入り江は伊良部島と下地島の間の水辺で
海の水も流れている汽水域。
90年かけて、高さ5mに成長した、見事な
ヤエヤマヒルギの群落。干潮の時は歩けます。
学校の正門に集合、遠足気分で歩いていき、
土手を下って、
水辺へ、そこで裸足になって入りました。
今日は
伊良部探検隊との合同活動で、下見も十分、一緒に歩く大人もいるので安全です。
しかし、どきどきわくわく、木は美しく、足の感触がなんとも気持ちがいいです。
根っこは支柱根、たこの足のようです。
木の高い所からも水辺に向って、根を下ろそうとぶら下がっている姿も見えます。
白い花の後、
胎生種子という、
細長い種がたれさがり、
やがて、落ちて、
泥につきささり、
若い木となります。
その姿は
かっこいいです。
泥塗りなどで遊んでいるうち、
最干潮70cmになり、泥が見えてきます。
静かにして、目をこらすと、無数のシオマネキが動いています。
マングローブの中には、ゆったりとした時間が流れています。
あらためて、そこに息づく生き物を大切にしたいと思いました。
豊かな時間を子どもも大人ももらいました。
用意した水で泥を落として、一本締め!
今度、潮位120cm以上の時、
カヌーで入り江をまわりましょう。
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