伊良部小 マングローブ群落で遊ぶ

学校ボランティア

2011年07月25日 16:03

学校から歩いて15分の所に、入り江にマングローブの群落があります。
あまり、知られていない所です。
入り江は伊良部島と下地島の間の水辺で
海の水も流れている汽水域。
90年かけて、高さ5mに成長した、見事な
ヤエヤマヒルギの群落。干潮の時は歩けます。
学校の正門に集合、遠足気分で歩いていき、
土手を下って、
水辺へ、そこで裸足になって入りました。
今日は伊良部探検隊との合同活動で、下見も十分、一緒に歩く大人もいるので安全です。
しかし、どきどきわくわく、木は美しく、足の感触がなんとも気持ちがいいです。
根っこは支柱根、たこの足のようです。
木の高い所からも水辺に向って、根を下ろそうとぶら下がっている姿も見えます。

白い花の後、
胎生種子という、
細長い種がたれさがり、
やがて、落ちて、
泥につきささり、
若い木となります。
その姿は
かっこいいです。


泥塗りなどで遊んでいるうち、





最干潮70cmになり、泥が見えてきます。
静かにして、目をこらすと、無数のシオマネキが動いています。










マングローブの中には、ゆったりとした時間が流れています。
あらためて、そこに息づく生き物を大切にしたいと思いました。
豊かな時間を子どもも大人ももらいました。
用意した水で泥を落として、一本締め!

今度、潮位120cm以上の時、
カヌーで入り江をまわりましょう。

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